一括査定反響に対してメールだけの連絡は効果が薄い
前回まで初期対応の架電について、お伝えさせていただきました。
今回は初期対応のメールについてです。
不動産会社様の中には、いきなり電話は失礼だからメールだけという方もいらっしゃいます。
ただ、今まで色々試してみましたが、基本メールは返信がありません。
これはご自身で似たようなサービスを使ってみると分かります。
例えば引っ越しの一括見積。
まず登録するとすごい勢いで電話が来ます。
それをさばいた後、メールボックスを見ると、大量のメールが。
どこの会社も同じような事を言っており、いちいち返す気が起きません。
同様のことが一括査定でも起きてます。
もちろん一部返信をしてくれる人もいますが、そもそも売却することが確定している本気度の高い方のみ。
その方もメールのみだと、電話で話してる他の不動産会社様に奪われてしまいます。
そのため、メールは効果が薄いのです。
ただ、だからと言って送らなくていいという訳ではありません。
電話と組み合わせて使用します。
電話が繋がったひとへは、お礼メールと備忘録を送り、印象に少しでも残します。
売主も複数の不動産会社様とやり取りしてると、どれがどの会社か忘れてしまうからです。
折角いい感じの話しになったとしても、覚えてもらえなければ意味がないからです。
繋がらない人は何回も諦めず送ります。
他社は繋がらない人へのメールはせいぜい2~3通で2週間程度。
その期間は一気に連絡がきて、売主が若干引いてるタイミングです。
そのため、最初の2週間は、メールを3通程度。
2週間~2ヶ月ほどは、隔週1通~2通ほど送りましょう。
このタイミングは売主もほとぼりが冷めているため、多少返信する気になってることがあります。
そこを狙うのです。
もちろん、電話と違ってメールは無視される可能性は高いです。
そのため、一球入魂でメールを作るのではなく、予め送る内容を定型化し、あくまで事務的に対応することが、長続きさせるコツです。
是非お試しください。