一括査定で成功している取組み②
前回に引き続き、実際の成功企業様の取組についてご紹介させていただきます。
◆物件資料の作成
物件資料の作成というのも、十分提案力があるものとなります。
イメージとしては、新築マンションのパンフレットのようなもの。
それを買主に渡すことで、ただマイソクを渡すより成約率があがるという理屈です。
下記、実際に取り組んでいる不動産会社様の物件資料の一部抜粋です。
デザインは置いておいて、アピールポイントやこの物件の資金計画などしっかりまとまっています。
こういった物件資料を作っている不動産会社様は一定数いらっしゃいますが、これを訪問査定時に持っていくのです。
そうすることで売主はよりイメージでき、競合と差別化に繋がります。
また、提案時に自社の買主はもちろん、他社客付け業者にも使える旨売主へお伝えください。
他社客付け業者は契約するならどの物件でも変わりありません。
(ADの有無などありますが)
また、複数物件紹介するのが当たり前なので、売主の物件に力を入れるということはありまえん。
そこで、物件資料を他社客付け業者に渡すことで、業者が説明しなくてもその資料がしっかり売主の物件の無力を伝えてくれます。
そのため、自社のみならず他社の成約率も上げることが出来るため、高値&早期売却が目指せる、という理屈を説明できます。
◆エリア・市場調査
これまで具体的な販売方法についてご紹介しましたが、売主の物件所在エリアの調査レポートも他社がと組んでいないため、差別化になり得ます。
下記例を作成させていただきました。
マクロから分析して、販売戦略に入っているという体裁が作れます。
「ちゃんと論理的に考えてくれる」
という印象を与えることが出来ます。
なお、上記の図は総務省が発表している「住宅・土地統計調査」を基にしております。
全国の市区町村データがありますので、是非ご活用ください。