『レインズの預かり物件データ』で競合対策!他社の専任率・得意種別(戸建て・土地)を丸裸にする自作ランキング術

『レインズの預かり物件データ』で競合対策!他社の専任率・得意種別(戸建て・土地)を丸裸にする自作ランキング術

不動産一括査定サイトからの反響に対し、いかに早くアプローチしても他社とのバッティングで負けてしまうという課題があります。

商談で競合を出し抜くための事前準備として、レインズ(REINS)のデータ集計が非常に有効です。

本記事では、勝率を上げるための「自作・元付けランキング」の手法や、データ集計で競合の強みを丸裸にするコツについて解説します。

なぜバッティング対策に「レインズデータ」が必要なのか?

「勘」ではなく「データ」で競合を追う時代

一括査定や訪問査定において、競合他社が年間どれだけの件数を預かっているのかを事前に把握しておくことは非常に重要です。

ただ自社の強みをアピールするだけではなく、ベンチマークとしている会社の実績をデータで知っておくことで、バッティング時の対策が立てやすくなります。

競合他社を丸裸にする「自作ランキング」の鉄則

このような状況下において、レインズに登録されている預かり物件のデータを全て引っ張ってきて、独自に集計する「元付けランキング」を作成することが重要です。

これにより、ライバル企業がどのエリアで、どんな物件を、どのような契約形態でおさえているかが明確になり、相手の営業スタイルを可視化することができます。

競合を分析する!Excel集計で見るべき「3つの重要指標」と具体例

定番で効果的!「専任率」から営業の強さを測る

データ集計によって、預かり物件の総数に対し、一般媒介・専任媒介・専属専任媒介の割合がどうなっているかを抽出します。

預かり物件の多くが「専任」である会社は、自社でガチガチに元付けとして固める強い営業力を持っていると判断できます。

時流に乗る!「得意な物件種別」の把握

競合企業が、マンションを得意としているのか、それとも戸建て(K)や土地(T)をゴリゴリとこなしている会社なのかを分析するのも一つの手法です。

相手の得意領域が分かれば、商談時の自社の提案内容や販売手法の切り口を柔軟に変更することが可能です。

競合企業のデータを読み解く実例

例えば、競合企業の年間預かり物件データを集計したところ、約40件の預かりがありました。

そのうち34件が専任媒介であり、物件種別はマンションが4件、土地が6件に対し、戸建てが30件を占めていました。

これにより、「戸建てに特化し、専任で固める会社である」という実態が浮き彫りになります。

データの「ノイズ」を突破するExcelカスタマイズと構成術

広域データと「フィルター」の優先順位

レインズからデータを抽出する際、特定の市区町村だけでなく、北海道全域などの広域データをベースとして取得することも可能です。

Excelのフィルター機能を活用し、自分の欲しいデータ(エリアや種別)に素早く書き換えて表示を変える工夫が不可欠です。

必須情報に混ざる「売り情報」のノイズ

レインズの仕様上、どうしても「売り」の情報までデータに入ってきてしまう点には注意が必要です。

これらは競合の「預かり物件」の純粋な分析においてはノイズとなるため、取捨選択が必要です。

「ビルダー」を除外して本当の競合を見極める

さらに、集計データの中にハウスメーカー(ビルダーさん)の物件が含まれてしまうこともあります。

仲介業としての競合分析を正確に行うためには、自社にとって本当に必要なデータだけを精査して活用することが求められます。

まとめ

不動産営業におけるバッティング対策では、レインズデータとExcel集計を組み合わせることが重要です。

商談へ行く前に、一般と専任の割合、戸建て・マンションといった相手の得意領域など、状況に合わせて競合の強みを分析することが可能です。

データのノイズや精査に注意しながら、自社の勝率を最大化する独自の「元付けランキング」を活用しましょう。

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