訪問査定時は「販売手法の提案」で差別化できる!
訪問査定時の具体的な差別化手法としてまず考えられるのは、
・保証(瑕疵保障や買取保障など)
・キャンペーン(仮測量費無料など)
・値引き(仲介手数料半額など)
などが一般的です。
ただ、これは資本がしっかりしている大手じゃないと中々できないもの。
(値引はやりやすいですが、価格競争は後々苦しくなるので個人的にはあまりおすすめしていません)
また、たしかに分かりやすいものではありますが、売主が本質的に求めていることは、「高く売ってくれる」こと。
高く売れさえすれば、上記の差別化は微々たる差になります。
これだけ見ると、
「結局高値査定なのか」
と思われそうですが、そういうわけではありません。
お伝えしたいことは、「販売手法の提案」をすること。
机上査定のパートでもお伝えしましたが、売出物件の3/4は相場に近い水準で売りに出てます。
要は売主もしっかり相場を理解したうえで、あまりに相場から乖離した査定金額を提示する不動産会社には不信感を抱いているということです。
そのため、単純な高値提示ではなく、相場は伝えたうえで、
「うちに任せることで10%高く売れるんです。その理屈は○○です」
この○○の理屈をしっかり伝えることができれば、それだけで差別化になります。
つまり、自社独自の販売手法の提案ということ。
販売手法でよく使われるのは、
・ポータルサイト十数媒体に広告出稿
・レインズに掲載
・既存顧客へ紹介
・近隣へのポスティング&折り込み
このあたりですが、これはどこの不動産会社も全く同じことを言っています。
そのため、差別化の要素になり得ません。
では、どのような内容だと差別化になるのでしょうか?
少々長くなったため、次回改めてお伝えさせていただきます。