机上査定では「差別化」を意識する
初期対応ではほとんどの不動産会社様が訪問査定を打診します。
ただ、その中で訪問査定まで至るのは一握り。
ほとんどの売主は机上査定を希望されます。
ここで、折角査定書を作って送ったとしても、連絡が取れなくなる事態が多々発生します。
もちろん、売却する気がなく価格だけ知れて満足という層は一定存在するので、しょうがない部分です。
ただ、連絡が取れなかったとしても、売る気がある方は一定数存在するのです。
皆様も、机上査定後連絡が取れなくなって、数か月経ってレインズを見たらその物件が売りにでているなんて経験あるのではないでしょうか?
机上査定に進んで売る気のある売主は、下記の「ちょっと時間のかかる人」「時間のかかる人」に該当します。
机上査定では、この2つの属性にしっかり訴求する必要があるのです。
ではどんな訴求をすればいいのでしょうか?
結論から申し上げると「差別化」です。
机上査定では最大6社から査定書が届きます。
そこから訪問査定に6社呼ぶのは、1日では難しく、時間の調整も大変で売主としてかなりの負担です。
そのため、大体の売主は査定書の中身を吟味したうえで、訪問査定に呼ぶ不動産会社を2~3社選びます。
※稀に6社全部呼ぶ売主もいますが、大体はクセが強い方で高値一般媒介になる傾向にあります。そこからの専任切り替えも非常に大変なため、時間を割き過ぎないほうがいいかと個人的に思います。
その時に、他社との違いが明確に打ち出せないと、中々選ばれません。
では具体的にどんなことをすればいいのでしょうか?
次回から具体的な差別化について、お伝えさせていただきます。