一括査定以外の売り反響獲得方法「チラシ」
ミカタ株式会社 荒川です。
本メールでは、「一括査定で成果を出すノウハウ」をお伝えさせていただきます。
今回は物上げの王道「売り求むチラシ」です。
私も以前住友不動産販売にいたため、この「売り求むチラシ」からの売り反響獲得をメインに営業をしておりました。
その時に効果のあった内容を一部共有させていただきます。
➀買主がいます!
べたな手法ですが、「買主がいます!」はやっぱり強いです。
ただ、どこの業者もやっているため、ひと工夫が必要です。
住友にいた当時一番刺さったのは下記のキャッチフレーズでした。
「韓国系携帯電話大手法人が社宅を探しています」
誰でもあの「サムスン」と連想する内容です。
これを、サムスン日本支社がある品川エリアに配布し、1000枚につき2件~3件の売り反響を獲得しました。
ほとんどがタワマンからです。
もちろん嘘です。
今やったら営業停止になると思います。
ただ、ここから得た教訓は、出来るだけ買主の具体的なイメージを持たせること。
ただの条件や予算の羅列ではなく、具体的にどんな買主か売主が連想することができれば
売り反響は獲得できます。
➁水道工事のお知らせに書体を似せる
公的な書類と書体を似せるだけでも効果に繋がります。
当時、私は水道工事のお知らせに書体を似せました。
下記の画像に近いものです。
※引用元
売り求むチラシは毎日売主のポストに入ってきます。
そのほとんどが目に留まることなく、ゴミ箱に行ってしまいます。
どれだけ凝った内容を作っても、目に留まらなければ意味がありません。
そのため、まず売主の目に留まるためにどうすればいいかを考えた末、公的な書類に形式を似せることを思いつきました。
こちらも1000件で5件ほどの売り反響を獲得できたため、当たり施策でした。
なお、各地域で書体が違うため、水道工事のお知らせをポストの中で見つけたら、取っておくようにしましょう。
また、実際に水道工事が行われているタイミングで、投函すると更に効果的です。
以上が、「売り求むチラシ」の当たり施策です。
ただ、チラシの基本は、認知の向上。
そのため、上記のような例は稀で、基本は同じ家に何度も入れて初めて効果が出ます。
下記に、「売り求むチラシ」で成果を出すためのポイントを記載させていただきます。
・同じ家に最低月2回投函し継続すること
・できれば自分の顔写真入りでこの地域の担当と周知すること
・いつも求むばかりではなく、成約御礼やマーケットレポートなども組み合わせること
※不動産特化の新聞のイメージ
・旗竿地やポストが詰まってる空き家のような家は反響が鳴りやすいので、重点的に入れること
釈迦に説法ですが上記が基本となります。
すぐすぐは成果は出ませんが、コツコツ積み重ねることで1年後成果がに繋がります。
基本をしっかり押さえてベースを底上げし、奇抜な内容で時たま大量に刈り取る。
このようなルーティンが作れるようにしましょう。