不動産一括査定で勝つ「追客の頻度」とは?長期追客を成功させる黄金ルールと具体策

不動産一括査定で勝つ「追客の頻度」とは?長期追客を成功させる黄金ルールと具体策

不動産一括査定サイトからの反響対応において、「どのくらいの頻度で連絡すればいいのか」「頻繁に連絡するとしつこいと思われないか」とお悩みの不動産会社様は非常に多くいらっしゃいます。

一括査定の追客で安定した成果を上げるためには、顧客の温度感に合わせた適切な「頻度」と「内容」を設計することが不可欠です。

本記事では、日本全国を対象に月間数千件の査定反響対応や長期追客を支援する「追客のミカタ」を提供するミカタ株式会社が、蓄積した独自データに基づき、長期追客における適切な連絡頻度と、顧客に嫌われないための具体的なアプローチ手法について徹底解説します。

この記事の執筆者

追客のミカタ運営チーム

不動産業界最大級の追客支援サービス「追客のミカタ」運営チーム(ミカタ株式会社)。不動産売買仲介会社様向けに、一括査定の初期対応から長期追客まで全面的にサポート。累計導入500社超、月間追客7.3万人以上の実績と独自データに基づき、媒介契約を獲得するための実践的なノウハウを発信しています。

データが証明!なぜ一括査定には「長期追客」が必須なのか

追客の頻度について解説する前に、前提として「なぜ長期間にわたる追客が必要なのか」をデータで確認しておきましょう。

「一括査定の顧客は質が低いから、すぐに決まらなければ追うだけ無駄だ」と考えるのは大きな機会損失です。

媒介契約に至る「約半数」は30日以上の長期検討層

弊社が一括査定を利用した依頼者が、実際に媒介契約を結ぶまでの期間を調査した結果、約55.5%は30日以内に決断しますが、残りの約44.5%は30日以上(30〜60日が22.2%、90日以上が12.5%など)の長期検討期間を経てから決断していることが分かりました。

見送りになっても「約2割」は1年以内に売却している

さらに、弊社が一括査定利用者の登記簿謄本を確認し「所有権移転率」を調査した結果、初期対応で電話に繋がらなかったり、机上査定で見送りになった顧客であっても、反響発生から約1年以内で、全体の約2割(18.54%〜19.66%)の不動産が実際にどこかの不動産会社を通じて売却(所有権移転)に至っていることが判明しました。

つまり、一括査定の反響の大半は「時間をかけてじっくり検討する潜在層」であり、彼らを長期間フォローし続ける体制がなければ、獲得できたはずの巨大な売上を自ら捨てていることと同義なのです。

目的別で異なる!「認知の追客」と「刈り取りの追客」の適切な頻度

長期追客を成功させるためには、追客を「認知の追客」と「刈り取りの追客」の2つに分けて考える必要があります。そして、それぞれで適切な「頻度」は異なります。

忘れられないための「認知の追客」は【週1回ペース】

「認知の追客」の目的は、直接的な売り込みではなく、顧客の記憶に自社の存在を留めさせ、ザイオンス効果(単純接触効果)によって信頼関係を構築することです。

不動産の売却は検討が長期化する傾向にあるため、この認知の追客は「1週間に1回程度」の高い頻度で継続的に接触を図るのが現実的かつ望ましいラインとなります。

これだけの高頻度で行うため、人件費や郵送費がかかる電話やDM(郵送)を毎回使うのは現実的ではありません。

コストを極限まで抑えられる「メール」をメインの手法として活用します。具体的には、以下のような内容を織り交ぜてアプローチします。

  • 週に1回、不動産売却に役立つノウハウや知識をコラム形式でメール配信する。
  • 月に1回、周辺エリアの売出事例や成約事例をメールで送付する。
  • お正月や夏などに、年賀状や暑中見舞いといった「季節の手紙」を郵送する。

行動を促す「刈り取りの追客」は【数ヶ月(四半期)に1回】

一方、「刈り取りの追客」の目的は、売却意欲が高まってきた顧客に対して面談や媒介契約などの具体的なアクションを直接促すことです(いわゆる掘り起こし営業)。

このアプローチは、あまりに頻度が多いと売主様から「しつこい営業だ」と敬遠され、逃げられてしまいます。

そのため、「四半期(数ヶ月)に1回程度」の頻度で、状況伺いの体裁で電話による連絡を行うのが適切です。

「認知の追客」で絶対に避けるべきNG行動(営業色の排除)

週1回の頻度で行う「認知の追客」において、不動産会社様が陥りやすい最大の失敗例があります。

それは「メールや手紙に強い営業色を出してしまうこと」です。

例えば、毎週送るメールの中に、

  • 「不動産売却に絶対の自信あり!ご売却はぜひ当社へご相談ください!」
  • 「御社の物件の条件に合う購入希望のお客様が〇〇組いらっしゃいます!」

といった、直接的な売り込みの文言を毎回過度に入れてしまうケースです。

たまになら問題ありませんが、毎回このような内容ばかりだと、売主様は「また営業メールか」とうんざりしてしまいます。

「認知の追客」は頻度が高い分、一度「しつこい」と嫌われてしまうと、メールの配信停止や着信拒否など、徹底的に拒絶されるリスクがあるのです。

「認知の追客」の目的は、あくまで「有益な情報を提供してくれる専門家」として信頼を構築することです。

直接的な費用対効果(すぐに反響が返ってくるか)を求めるのではなく、営業色は極力抑え、売主様にとって役立つ情報発信に徹するという「決め(覚悟)」が重要になります。

「刈り取りの追客(電話)」を成功させる効果的なフック

数ヶ月に1回の頻度で行う「刈り取りの追客(状況確認の電話)」においても、ただ漫然と「お変わりないですか?」「そろそろ売りませんか?」と聞くだけでは、話が広がりません。

電話をする際は、必ず「不動産売却に関わる有益な最新情報」を手土産(フック)として用意しましょう。

例えば、「最近の住宅ローン金利の動向について」や「近隣エリアの最新の成約状況について」など、リアルタイムな市況の変化をお伝えします。

売主様は日常的に不動産のことを考えているわけではないため、こうしたタイムリーな情報を提供することで、「それなら今動いたほうがいいかもしれない」と売却に対して前向きになる(意欲が再燃する)可能性があります。

また、「不動産売却に関する無料セミナー」や「個別相談会」のご案内を口実にして電話をかけるのも、自然なアプローチとして非常に有効です。

まとめ:適切な頻度の追客を「仕組み化」するなら『追客のミカタ』へ

  • 「認知の追客」を週1回、
  • 「刈り取りの追客」を数ヶ月に1回の頻度

すべての長期顧客に対して完璧に実践し続けることは、競合他社を出し抜くための非常に強力な営業戦略です。

しかし、現場の営業マンが日々の新規反響対応や案内・契約業務に追われる中で、これを数十人〜数百人の顧客に対して手作業で継続するのは時間的にも労力的にも不可能です。

「長期追客の頻度と重要性は理解したが、実行するリソース(人手と時間)がない」とお悩みの不動産会社様は、ぜひミカタ株式会社が提供する各種営業支援サービスをご活用ください。

目先の反響の奪い合いから一歩抜け出し、適切な頻度での長期追客を仕組み化することで、一括査定からの媒介獲得率を最大化していきましょう。

この記事を書いた人

追客のミカタ運営チーム
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